【性器にヘルペスができてしまったら？】
【性器にヘルペスができてしまったら？】
性器にできる
ヘルペスは
男性でも女性でも
性器の周辺に
水ぶくれや
赤いぼつぼつなどができる
感染症です。
今回は性器にできるヘルペス
について解説していきたいと思います。
【原因は？】
性器ヘルペスは
単純ヘルペスと呼ばれるもので
HSV1型と2型があります。
以前は
1型が口や手指に
2型が性器などにできると
いわれていましたが
今は厳密ではなくどちらも
口唇や性器にできるといわれています。
【再発が多い理由は？】
ヘルペスはなぜ
何回もなってしまうのでしょうか？
ヘルペスウイルスは
性器や口唇の粘膜や皮膚から
感染してそこで増殖するだけでなく
神経を通って体の奥深くの神経節にまで
侵入してそこに潜伏しています。
なので接触だけでなく
疲労や疲れなどで免疫力の低下によっても
再び症状が再発することになります。
【症状は？】
全ての方が症状が出るわけではありませんが
性的接触から2－10日後に
男性は陰茎の亀頭や包皮、女性は外陰部などに
かゆみや違和感を伴った水ぶくれや赤い湿疹ができて
痛みや発熱、腫脹が出てその後
潰瘍ができます。
症状は何度も繰り返し再発することが多いです。
【検査は？】
ほとんどの場合は診察だけで症状がわかることが多いです。
しかしさらに正確に診断をするために
単純ヘルペスウイルスの検査をおこないます。
さらに今は分泌液を採取してウイルス抗原を採取する
迅速診断検査もあります。
【治療は？】
性器ヘルペスの治療は
抗ヘルペス薬による薬物治療となります。
一般的には内服加療ですが、症状が強い場合は
注射薬を使用する場合があります。
通常はこのような治療で1－2週間で症状は経過します。
再発した場合は再び抗ヘルペス薬を使用します。
最近は1年間で3回以上再発される方は
再発を抑制するような内服薬も出てきています。
これは症状がなくても
出現したらすぐに始められるお薬で
保険での処方が可能となっています。
具合的には
症状が出たらすぐに
服用を12時間ごとに2回、１日飲み
服用して治療が終わりです。
症状が出たらすぐに服用できるため
再発に備えてあらかじめ医療機関で
お薬を処方してもらうことが大切です。
【予防法は？】
性行為での感染が多いので
病変がある方との性交渉を避けたり
コンドームを使用することで
感染の確率は低下します。
しきし相手が無症状の
ウイルス保有者の場合は
予防が困難な場合があります。
再発の予防には
免疫力の低下が挙げられますので
十分な食事、睡眠、運動も大事になっていきます。
症状がでたら早めに病院で治療を受けましょう。
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