性器カンジタとは？
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性器カンジタとは？
カンジダは、カンジダ属のカビ（真菌：カビ）の一種によって起こる性器の感染症になります
。
男性は尿道、性器周辺の皮膚、女性は膣内、性器周辺の皮膚に感染します。
女性に比べて、男性が感染することは比較的少ないと言われています。
症状は、男女ともに性器周辺の痒みや発疹、排尿時や性交時に痛みが出たりします。
さらに
女性の場合は、粘度の高い白っぽいおりもが増えてくる
男性の場合は、亀頭周辺が赤くなったり、ただれや白い分泌物がでてくる
といった特徴があります。
性器カンジタの原因は？
実は、カンジタは口の中、消化管、腟に常に生息している悪玉菌の一種なんですね。
通常は人体に害を及ぼしませんが
風邪をひいて免疫力が落ちているときや、
意外にも、抗生剤を服用していることが原因で増殖し感染ということもあります。
抗生剤は、悪い菌を鎮めるために用いられますが
一方で善玉菌も一緒に殺してしまうんですね。
なので、カンジタ菌などが悪さをしやすい環境になってしまうのです。
あとは、性的接触でも感染します。
女性のカンジダ症については
妊娠中や生理前、または膣内の過剰な洗浄などによって起こることもあります。
生理中に同じナプキンの長期使用をしたり、普段から通気性の良くない下着を身につけている
と高温多湿の状態になり、カンジタ菌が増殖し発症につながります。
カンジダ治し方、再発しないためには
カンジタを疑った場合にいく診療所は、泌尿器科や皮膚科、女性の場合は婦人科でもよいでし
ょう。
クリニックでの治療は、
抗真菌薬の内服治療や塗り薬での治療となります。
先ほども述べたように、カンジタは常に体に生息している菌の一種です。そして、免疫力が落
ちているときや、生理中、妊娠中などでも再発、再感染しやすいです。
カンジダを予防するためにも
日頃から陰部を清潔に保つこと
そして、なるべく高温多湿の状態になることを避けましょう。
通気性の良い綿素材の下着を身に付ける
生理中であれば、こまめにナプキンを変える
なども予防に効果的です。
ただし、清潔にすることを意識し過ぎて
陰部を洗いすぎてしまうことは逆効果です。
洗い過ぎは、善玉菌も洗い流してしまいカンジタ菌などの悪玉菌が増殖しやすい環境になって
しまいますので、ご注意ください。
お勧めのソープは？
ソープは、真菌に効果がありつつ、
肌にも優しい天然由来のものを使うのがいいでしょう。
わたしのおすすめ成分が、
「ティーツリーオイル」です。
ティーツリーオイルには、様々な臨床研究で、強い殺菌力が報告されています。
ですので、「ティーツリーオイル」をしっかり含むソープを使うことをおすすめします。
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